美容雑誌などでも最近よく聞く「インナードライ肌」というお肌の悩み、どんな状態か知っていますか。
インナードライ肌は、その名前の通り、お肌の表面はテカテカしているのに、お肌の内側の水分量が少なくなって乾燥している状態のことです。
お肌の表面がテカっているため、インナードライ肌と気づかず、間違ってオイリー肌のスキンケアをしてしまい、改善せず悪化してしまうなんてことも。
そこで、今回はエイジングケアアカデミーの 「インナードライ肌の予防と改善の対策はエイジングケアで!」 を参考にして、インナードライ肌とその原因と改善法についてご紹介します。
インナードライ肌って?
インナードライ肌は、はじめにも説明した通り、お肌の内側は水分不足で乾燥しているけど、お肌の表面には皮脂が多く、一見、脂性肌(オイリー肌)?と感じてしまうような状態のお肌です。
お肌が乾燥している気がするのにニキビができる、お肌のテカリが気になる、皮脂が多いのに、お肌にツッパリを感じるなどがその典型的な症状。
そのほかにも、シミが増えたり、お肌がごわついたり、くすみがちになったりもします。
インナードライ肌かどうかチェックする方法としては、デパート(百貨店)や専門店の化粧品コーナーなどで、お肌の水分量や油分量をチェックしてもらう、洗顔後にお肌の状態を、セルフチェックしてみるという方法があります。
セルフチェックする方法は、洗顔後、スキンケアをせずに、15~20分程度待ち、「皮脂が浮いてきたのにツッパリ感がある」などの状態であれば、インナードライ肌の可能性が高いです。
インナードライ肌の原因は?
インナードライ肌の根本的な原因は、お肌の乾燥です。
それに加えて、バリア機能の低下、ターンオーバーの乱れなどが絡み合って、インナードライ肌を招きます。
お肌の乾燥の原因は、さまざまなものがありますが、間違った洗顔、刺激の強いクレンジングや洗顔料の使用、食生活の乱れや加齢などが挙げられます。
お肌が乾燥している状態で保湿がうまくいかず、乾燥が進行することによって、バリア機能が低下。
それによって更に乾燥を起こし、お肌が危険だと感じて、これ以上の乾燥を防ぐために皮脂を出すという流れでインナードライ肌が起こります。
お肌の乾燥が悪化する前にきちんと対策をして、悪循環にならないようにとどめたいですね。
インナードライ肌の改善法
インナードライ肌になってしまう前に保湿ケアをして、乾燥肌にならないようにできるのが一番よいですが、気づいたらインナードライ肌になってしまっていたということも実際には多いと思います。
そこで、インナードライ肌を改善するための方法をご紹介していきます。
オイリー肌対策のスキンケアをしない
インナードライ肌を改善するためにまず大切なのが、オイリー肌にためのスキンケアや無理に皮脂をとってしまうスキンケアをしないことです。
表面の皮脂を落としても、お肌がさらに皮脂を分泌するように作用して、乾燥やターンオーバーの乱れを招いてしまいます。
だから、過度な皮脂のふき取りや皮脂ケアや洗浄力の強いクレンジングの使用、洗顔の回数を増やす、収れん化粧水やふき取り化粧水の使用などは行わないようにしましょう。
エアコンの使用方法に注意する
エアコンは部屋の温度を上げたり、下げたりすると同時に湿度もさげてしまします。
そうはいっても、夏場や冬場にエアコンを使用しないということは難しいので、加湿器を使用したり、こまめに保湿したりすることでお肌の乾燥を防ぎましょう。
スキンケアの方法
インナードライ肌を改善するためには、スキンケアの基本である正しくやさしいクレンジングと洗顔、しっかりとした保湿ケア、そして紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。
具体的には、刺激の少ない洗顔料やクレンジングを使ってぬるま湯で優しく洗う、保湿は化粧水だけでなく美容液や保湿クリームも適度に使用して水分蒸発を防ぐなどを行います。
まとめ
今回はインナードライ肌とその改善方法についてご紹介いたしました。
インナードライ肌もその根本的な原因は、乾燥です。
正しい洗顔や保湿、紫外線対策などスキンケアの基本をしっかりと守って、気づいたらインナードライ肌になってしまったということにならないようにしたいですね。